皆さんこんにちは!
株式会社谷畑ボーリング工業、更新担当の富山です。
シリーズ第2回となる今回は、**「地質調査の現場」**にフォーカスしてご紹介します!
私たちが日々どのような場所で、どんな作業をしているのか――
あまり知られていない現場の裏側を、ちょっと詳しく覗いてみましょう!
地質調査と聞くと、「山の中で地面を掘る作業」といったイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
しかし実際には、私たちの調査対象は非常に多岐にわたります。
たとえば、以下のような場所で調査を行います:
新築予定の住宅地の空き地
建て替えや耐震診断のための学校や公共施設の敷地
設備増設や改修に伴う工場や倉庫の敷地
道路、橋梁、トンネル、堤防など大型インフラの建設予定地
山間部や河川敷といったアクセスの難しい自然地形の中
現場は本当に“さまざま”で、市街地の駐車場の一角から、舗装もされていない林道の先の斜面まで、
「この場所で調査するのか…!」というようなケースも珍しくありません。
そのため、毎回が新しいフィールド。
場所によって必要な機材の組み方、作業の段取り、搬入方法などが異なり、毎回“現場対応力”が試されます。
それでは、実際の地質調査(ボーリング調査)の一日をご紹介してみましょう。
まずはチーム全員で現場に集合。
作業場所の安全確認、機材の搬入、車両の位置確認など、事前準備が一番重要です。
狭い現場では近隣の住宅や道路の通行にも配慮しながら進めます。
地面に対して垂直に正確に穴を掘るために、**ボーリングマシンの据え付けと水平出し(レベリング)**を行います。
ここで誤差があると、その後の調査データに影響を与えてしまうため、ミリ単位での調整が求められます。
ボーリングマシンの準備が整ったら、いよいよ掘削開始!
浅い場合で数メートル、深い場合では20〜30m以上掘削するケースもあります。
地層によって掘りやすさも異なり、硬い地盤や水分の多い層では時間がかかることも。
雨天などの天候変化にも注意を払いながら、安全第一で作業を進めていきます。
掘削の途中では、一定の深さごとに地層の試料(サンプル)を採取します。
これは地層構成や土質を判断するための非常に重要な工程。
採取したサンプルは現場でラベルを貼って管理し、のちほど土質試験や報告書作成に活用されます。
同時に、地層の硬さを測る**「N値試験(標準貫入試験)」**も実施します。
これは地盤の強度を示す数値で、建物の基礎設計などに欠かせない重要データです。
調査が完了したら、掘った孔を安全に埋め戻し、現場周辺を清掃・原状回復します。
調査中に使った泥水や資材もきちんと回収し、「調査した痕跡ができるだけ残らないように」丁寧に仕上げていきます。
現場は借り物。
**「来たときよりも美しく」**を合言葉に、最後まで気を抜かず作業を終えます。
調査の現場では、機械オペレーター、助手、記録担当、測量担当など、
複数名のチームで連携して動きます。
機械の動作と人の動きが干渉しないように
試料の受け渡しがスムーズに行えるように
段取りと安全管理が並行して進められるように
一人では決してできない仕事。
だからこそ、「正確」「安全」「スピーディー」に調査を終えるために、チームとしての信頼と連携が何より大切です。
次回のブログでは、現場で実際に使っているボーリングマシンの種類や特長、
そしてサンプル採取や測定に使用する専用道具たちをご紹介します!
「この道具でこんなことするの?」「思ったよりハイテク!」なんて驚きがあるかもしれません。
次回もお楽しみに!
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