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月別アーカイブ: 2025年11月

💧地下水位測定とは 〜地球の“呼吸”を感じる調査〜

皆さんこんにちは!

 

宮崎県宮崎市を拠点にボーリング工事、地質調査を行っている

株式会社谷畑ボーリング工業、更新担当の富山です。

 

 

 

💧地下水位測定とは
〜地球の“呼吸”を感じる調査〜


地下には、目に見えないもうひとつの世界――地下水の流れが存在します。
地質調査では、この地下水の深さや動きを知ることがとても大切です。
その一つの方法が、「地下水位測定」。

ボーリング孔(地面に掘られた穴)を利用して、
どの深さに地下水面があるのかを測定することで、
地盤の性質や水の流れを把握します。


🌍 地下水位を測る理由

 

地下水の位置を知ることは、
建物や道路などの安全な設計に欠かせません。

例えば――

  • 建物の基礎をつくるとき、地下水が浅いと地盤が緩みやすくなる

  • トンネルや地下構造物では、湧水や漏水対策が必要

  • 農業や防災(地すべり・浸水など)のデータとしても重要

つまり、「地下水を知る=地盤を理解する」こと。
見えない水の動きをつかむことで、
人と自然が共存できる環境づくりにつながるのです。


⚙️ 測定の流れ

 

1️⃣ ボーリング孔の準備
地中に掘削した孔(ボーリング孔)を活用します。
孔の中にはケーシング(管)が設置されており、
内部に地下水が自然に流れ込みます。

2️⃣ 測定機器の挿入
「水位計」または「電気検層器」を使用し、
センサーが水面に触れる瞬間の“音”や“電気信号”で深さを確認します。

3️⃣ データの記録と解析
測定した深度を記録し、地盤図や水文データと照合。
季節や降雨による水位変動を分析し、
地層内での水の流れ方を推定します。


🧭 現場での工夫と安全対策

 

地質調査員たちは、
測定中も安全と精度を両立するための工夫を重ねています。

  • 測定孔の周囲を養生して、転倒・落下を防止

  • 雨天時は滑りやすい足元に注意しながら作業

  • 水位データは日ごと・時間ごとに記録して変化を追跡

また、最近ではデジタル式水位ロガーを設置し、
長期間にわたって自動でデータを取得する方法も増えています。
これにより、地下水の上昇・下降をリアルタイムで把握できるようになりました。


💡 地下水が教えてくれること

 

地下水は、地球の体内を流れる血液のようなもの。
その流れを知ることで、
地盤の強さ、地層のつながり、そして自然の変化を読み取ることができます。

地質調査の現場では、
「地面の中に耳をすませるように」水の気配を感じ取りながら、
今日も静かに測定が続けられています。


🌾 まとめ

 

地下水位測定は、目には見えない地球の内部を“感じ取る”仕事。
ボーリング孔を通して得られるデータは、
建設、環境、防災、農業――さまざまな分野に活かされています。

地面の下には、確かに「水の世界」がある。
その一滴の動きを知ることが、
人と自然の未来をつなぐ第一歩です。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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🍂秋の訪れを感じて 〜地質調査の現場にも季節の変わり目〜

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🍂秋の訪れを感じて
〜地質調査の現場にも季節の変わり目〜


📸 秋の森にて — ドングリが実る季節

暑すぎた夏がようやく落ち着き、
現場にも少しずつ秋の空気が流れはじめました。
山間部の現場に向かう途中、ふと見上げた木々の枝先には
小さなドングリが実り、色づいた葉がやさしく揺れていました。

朝夕は肌寒く、昼間は穏やかな陽射し。
季節の移ろいを感じながら行う地質調査には、
夏とはまた違った静けさと風情があります。


🔍 秋の地質調査と自然との共存

 

秋は、地質調査にとっても重要な時期です。
夏の豪雨による地盤変化を確認したり、冬に備えて測量データを整理したり――
この時期の現場は、次の季節の準備に向けた“橋渡し”のような役割を持っています。

足元の落ち葉を踏みしめながら、岩盤の亀裂や地層の露頭を丁寧に観察。
「自然を相手にする仕事」だからこそ、
その時々の風や音、湿度、そして木々の色合いにも敏感になります。


🏔️ 四季とともに動く現場

 

地質調査の仕事は、季節とともに変化します。

  • :雪解け後の地盤安定を確認

  • :降雨による地すべりリスクの観測

  • :地盤データの整理と測量・試掘の最終調整

  • :凍結や積雪を考慮した安全確認と機材保守

その中でも秋は、もっとも作業がしやすい季節
気温も湿度も安定しており、集中して精密な調査を行うことができます。


🧭 自然のサインを読み取る力

 

ドングリが実るということは、
木々がしっかりと根を張り、土が豊かに保たれている証。
こうした小さな自然のサインを見逃さないことも、
地質調査員にとっては大切な観察力のひとつです。

地層の硬さや色だけでなく、
植物の生育状況や水の流れからも地盤の状態を読み取る――
それが、現場で培われた“経験の勘”です。


🌾 まとめ

 

秋の訪れとともに、自然は静かに次の季節の準備を始めています。
私たちも同じように、現場でのデータを整理し、
冬に備えた安全な作業体制を整える時期です。

一見するとただの風景写真のようでも、
そこには自然と人の関わり、そして仕事の誇りが写っています。

今日もまた、足元の土に耳を傾けながら、
地球の声を聞く――それが、地質調査の仕事です。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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