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💧地下水位測定とは 〜地球の“呼吸”を感じる調査〜

皆さんこんにちは!

 

宮崎県宮崎市を拠点にボーリング工事、地質調査を行っている

株式会社谷畑ボーリング工業、更新担当の富山です。

 

 

 

💧地下水位測定とは
〜地球の“呼吸”を感じる調査〜


地下には、目に見えないもうひとつの世界――地下水の流れが存在します。
地質調査では、この地下水の深さや動きを知ることがとても大切です。
その一つの方法が、「地下水位測定」。

ボーリング孔(地面に掘られた穴)を利用して、
どの深さに地下水面があるのかを測定することで、
地盤の性質や水の流れを把握します。


🌍 地下水位を測る理由

 

地下水の位置を知ることは、
建物や道路などの安全な設計に欠かせません。

例えば――

  • 建物の基礎をつくるとき、地下水が浅いと地盤が緩みやすくなる

  • トンネルや地下構造物では、湧水や漏水対策が必要

  • 農業や防災(地すべり・浸水など)のデータとしても重要

つまり、「地下水を知る=地盤を理解する」こと。
見えない水の動きをつかむことで、
人と自然が共存できる環境づくりにつながるのです。


⚙️ 測定の流れ

 

1️⃣ ボーリング孔の準備
地中に掘削した孔(ボーリング孔)を活用します。
孔の中にはケーシング(管)が設置されており、
内部に地下水が自然に流れ込みます。

2️⃣ 測定機器の挿入
「水位計」または「電気検層器」を使用し、
センサーが水面に触れる瞬間の“音”や“電気信号”で深さを確認します。

3️⃣ データの記録と解析
測定した深度を記録し、地盤図や水文データと照合。
季節や降雨による水位変動を分析し、
地層内での水の流れ方を推定します。


🧭 現場での工夫と安全対策

 

地質調査員たちは、
測定中も安全と精度を両立するための工夫を重ねています。

  • 測定孔の周囲を養生して、転倒・落下を防止

  • 雨天時は滑りやすい足元に注意しながら作業

  • 水位データは日ごと・時間ごとに記録して変化を追跡

また、最近ではデジタル式水位ロガーを設置し、
長期間にわたって自動でデータを取得する方法も増えています。
これにより、地下水の上昇・下降をリアルタイムで把握できるようになりました。


💡 地下水が教えてくれること

 

地下水は、地球の体内を流れる血液のようなもの。
その流れを知ることで、
地盤の強さ、地層のつながり、そして自然の変化を読み取ることができます。

地質調査の現場では、
「地面の中に耳をすませるように」水の気配を感じ取りながら、
今日も静かに測定が続けられています。


🌾 まとめ

 

地下水位測定は、目には見えない地球の内部を“感じ取る”仕事。
ボーリング孔を通して得られるデータは、
建設、環境、防災、農業――さまざまな分野に活かされています。

地面の下には、確かに「水の世界」がある。
その一滴の動きを知ることが、
人と自然の未来をつなぐ第一歩です。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

宮崎県宮崎市を拠点にボーリング工事、地質調査を行っております。

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