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日別アーカイブ: 2025年12月24日

サウンディング試験との違いを正しく理解する  「簡易調査」と「精密調査」の役割と限界

皆さんこんにちは!

 

宮崎県宮崎市を拠点にボーリング工事、地質調査を行っている

株式会社谷畑ボーリング工業、更新担当の富山です。

 

 

 

 

サウンディング試験との違いを正しく理解する

「簡易調査」と「精密調査」の役割と限界

 

 

 

地盤調査を検討する際、
よく耳にするのが
サウンディング試験という言葉です。

一方で、
透水試験はボーリング調査とセットで語られることが多く、
この2つは目的がまったく異なります


サウンディング試験とは?

 

サウンディング試験は、
地面にロッド(鉄棒)を押し込み、その抵抗で地盤の硬さを測る試験です。

主な特徴は

  • ⏱ 短時間で実施できる

  • 費用を抑えられる

  • 戸建住宅で多く採用される

いわば、
地盤調査の入口となる方法です。


⚠ サウンディング試験の限界

 

便利な試験ですが、
次の点には注意が必要です。

  • 調査深度が浅い

  • 地層の詳細は分からない

  • 地下水の流れは把握できない

  • あくまで「推定値」である

つまり、
精密な設計判断には向かない場合があるということです。


ボーリング調査+透水試験の強み

 

ボーリング調査は、
実際に地盤を掘削して確認する調査です。

ここに透水試験を加えることで、

  • 支持層の深さ

  • 地層構成

  • 地下水位

  • 透水係数

実測値として把握できます。

設計・構造計算・排水計画に
根拠を持たせるための調査と言えます。


どう使い分けるべきか?

 

重要なのは、
「どちらが優れているか」ではありません。

  • 小規模住宅・簡易確認
     → サウンディング試験

  • 中規模以上・構造重視
     → ボーリング調査

  • 地下水が懸念される土地
     → ボーリング+透水試験

建物の規模・土地条件・リスクによって
最適な調査は変わります。


調査の精度=将来の安心

 

地盤調査は
「建てるための手続き」ではなく、
将来のトラブルを防ぐための投資です。

特に水に関する問題は、
完成後に手を入れるのが非常に困難です。

だからこそ、
必要に応じた透水試験が重要になります。


✅ まとめ

 

  • サウンディング試験は浅く簡易的な調査

  • ボーリング調査は深く正確な調査

  • 透水試験は地下水と水の動きを把握できる

  • 建物・土地条件に応じた使い分けが重要


年末のご挨拶

 

本年も地盤調査・各種ご相談を多数いただき、誠にありがとうございました。


地盤や地下水といった「見えない部分」だからこそ、
一つひとつの現場に真摯に向き合ってまいりました。

来年も、
安心して建てられる土地づくりのため、
確かな調査と丁寧な説明を心がけてまいります。

皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

宮崎県宮崎市を拠点にボーリング工事、地質調査を行っております。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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