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日別アーカイブ: 2025年7月22日

ボーリング調査で得られる「N値」って?

皆さんこんにちは!

 

宮崎県宮崎市を拠点にボーリング工事、地質調査を行っている

株式会社谷畑ボーリング工業、更新担当の富山です。

 

 

 

第4回:ボーリング調査で得られる「N値」って?📏

 


今回は、地盤調査の世界でよく耳にする専門用語 「N値」 について、わかりやすく解説します。


💡N値とは?

 

N値(エヌち)とは、**「地盤の硬さや締まり具合を表す指標」**です。


建物を建てるとき、地盤の強度はとても重要。

地盤が弱ければ、沈下や傾き、地震時の液状化など、建物に大きな被害を及ぼすリスクがあるからです。

では、このN値はどのように測るのでしょうか?


N値の測定方法

 

現場では、「標準貫入試験」という方法を使います。


63.5kgのハンマーを高さ75cmから自由落下させ、サンプラー(試料採取管)を30cm打ち込むために必要な打撃回数を数え、その数字を「N値」とします。

  • N値が高い → 地盤が硬い・締まっている

  • N値が低い → 地盤が柔らかい・緩い

 

例えば、

  • N値 5 → かなり柔らかい粘土や軟弱地盤

  • N値 30 → 建物を建てても安定する良好な地盤

  • N値 50以上 → 岩盤に近い、とても硬い地層


N値が示すものとその重要性

 

N値は、建物の安全性を左右する最重要データです。


なぜなら、これによって次のような判断ができるからです。

基礎の種類を決める
地盤が弱いと、直接基礎では不十分。杭基礎や地盤改良が必要です。

液状化の可能性を予測する
N値が低く、かつ砂質土で地下水位が高い場合、地震時に液状化のリスクが高まります。

沈下のリスクを回避する
軟弱地盤のまま建築すると、建物が部分的に沈む「不同沈下」が起こる恐れがあります。


🧪サンプル観察も重要!

 

N値と合わせて、掘り出した土や岩の状態を直接確認します。


これは「ボーリングコア」や「スプーンサンプラー」で採取し、

  • 色(酸化で赤い?還元で青灰色?)

  • 粒径(砂?粘土?礫混じり?)

  • 水分(ジワっと染み出す?乾燥してる?)

  • 匂い(ガス臭や有機質の匂い)

などを観察します。


まさに**「地面の履歴書」**を読み取る作業です。


まとめ

 

N値は、地盤調査の基本でありながら、建築・土木において最も重要な判断材料の一つです。


建物の安全、暮らしの安心を守るため、調査の現場では1打撃1打撃に意味があります。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

宮崎県宮崎市を拠点にボーリング工事、地質調査を行っております。

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