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皆さんこんにちは!
宮崎県宮崎市を拠点にボーリング工事、地質調査を行っている
株式会社谷畑ボーリング工業、更新担当の富山です。
目次
今回は、ボーリング調査や地質調査の現場で欠かせない存在 「ベントナイト泥水」 について、詳しくお話しします。
一見、ただの“泥”のように見えますが、その役割はとても重要で、施工の品質や安全性に直結しています。
ボーリングや掘削を行うと、掘削孔の壁面は非常に不安定になります。
そのままでは孔壁が崩れ、掘進ができなくなるだけでなく、事故や追加コストの原因にもなります。
ここで登場するのが ベントナイト泥水。
ベントナイトを水に混ぜ、特殊な撹拌機でよく練り上げて作った「粘性のある液体」が、掘削孔の安定を支えてくれるのです。
ベントナイト泥水は、単なる補助材ではなく、掘削を成功させるための要です。
主な役割は次の3つです。
掘削中の孔壁は、とても崩れやすい状態になっています。
ベントナイト泥水は、壁面に薄い膜を作り、孔壁をコーティングすることで、崩壊を防ぎます。
これにより、長時間安定した状態で作業を進めることが可能になります。
掘削時に発生するスライム(細かい土や岩のかけら)は、そのまま孔内にたまると、掘進を妨げる原因になります。
ベントナイト泥水は適度な粘性を持ち、スライムを浮遊させて孔外に排出する働きがあります。
そのため、孔内をきれいに保ち、効率的に掘削作業が進みます。
地下には地下水やガスが存在する場合があります。
泥水の水頭圧により、地下水やガスの噴出を防止することができます。
これにより、安全性が飛躍的に向上し、事故リスクを低減します。

実は、ベントナイトにも様々な種類があります。
粘性が高いタイプ
ろ過性能に優れたタイプ
添加剤を加えて強化されたタイプ
どのタイプを選ぶかは、現場の地質条件や掘進方法、さらにはオペレーターの経験や好みによって決まります。
今回の現場では、適度な粘性とろ過性能を兼ね備えたベントナイトを使用しました。
しっかりと撹拌し、均一な泥水を作ることが重要です。泥水の品質が悪いと、掘削中にトラブルが発生することもあるため、オペレーターの技術が試される工程です。
掘削孔の崩壊防止
スライム排出による作業効率向上
地下水・ガス噴出防止で安全性確保
まさに、**掘削作業を支える“縁の下の力持ち”**です。
ベントナイト泥水は、ただの“泥”ではありません。
地盤を守り、作業をスムーズに進めるための技術そのものです。
現場では、泥水の粘性や比重、循環速度など、細かい管理が行われています。
これからも、こうした現場の工夫や技術をどんどんご紹介していきます。
次回もお楽しみに!
宮崎県宮崎市を拠点にボーリング工事、地質調査を行っております。
お気軽にお問い合わせください。
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