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皆さんこんにちは!
宮崎県宮崎市を拠点にボーリング工事、地質調査を行っている
株式会社谷畑ボーリング工業、更新担当の富山です。
目次
今回は、地質調査・ボーリング工事に欠かせない「モノレール架設業務」の様子を現場レポート形式でお届けします。
普段、私たちが携わっているボーリング工事には「搬入路が無い」という過酷な現場がつきものです。
山奥の斜面地、林道から外れた地質調査ポイント、車両通行不可の崖地――こういった場所で大活躍するのが“モノレール”です。
ボーリング調査には、大型の掘削機材、掘削用ロッド、薬液、水タンク、燃料、仮設資材など、非常に多くの道具や重量物が必要です。
通常の平地であればトラックやクレーンで簡単に搬入できますが、山中や斜面ではそれができません。
そこで活躍するのが、資材搬入専用の「モノレール」。
このモノレールは、小型ながら傾斜角に合わせて敷設できる特殊レールで、専用台車(キャリー)を用いて重機や資材を現地まで安全に運び込むことが可能になります。

実際の作業は、単にレールを並べていくという簡単なものではありません。
現場ごとの地形に応じた柔軟な判断と、経験に裏打ちされた技術が求められます。
まずは現地の地形を調査します。
「どのルートが最も安全か」「木々や岩をどう避けるか」「何度くらいの傾斜まで耐えられるか」を確認し、モノレールの設置ルートを決定します。
モノレールのレールや支持金具は、基本的にすべて人力で運び込みます。中には一本10kg以上するレールもあり、これを何本も担いで山中を登る作業は、体力勝負です。
モノレールを安定させるためには、設置する“支柱”の水平・垂直をミリ単位で合わせる必要があります。一本一本、脚元をハンマーで固め、土の状況によっては杭を併用して転倒を防ぎます。
レールを1本ずつ接続しながら、曲がりのないよう設置していきます。必要に応じて補強金具を取り付け、カーブや傾斜にも対応できるよう微調整を加えます。
すべてのレールがつながったら、試運転を行い、走行中のガタつきや異音、安全制動の確認をします。現場における「最後の安全確認」こそ、最も重要です。
モノレール架設作業は、滑りやすい斜面や足場の悪い場所で行うことが多いため、現場ではいくつもの安全対策を講じています。
ハーネス装着の徹底:常に命綱を確保しながら作業。
滑落防止用の階段マット敷設:土がぬかるんでいる場所には、滑り止め素材を敷設。
ヘルメット・安全靴・耐切創グローブの着用:装備品の点検も毎朝実施。
声かけの徹底:「足元ヨシ!」「荷物上げます!」など、連携作業を円滑にする声かけを日常的に。
これらを徹底することで、事故や怪我を未然に防ぐ努力を日々積み重ねています。
私たちの仕事は「どんな場所でも正確な調査を行うこと」。そのためには、どんな地形でもアクセスできる手段が不可欠です。
特に近年では、自然災害のリスク評価や急傾斜地での地盤調査の需要が高まり、モノレールによる搬入技術はますます重要性を増しています。
また、森林保全や景観を損なわない工法としてもモノレールは注目されており、「人と自然が共存する調査スタイル」の一翼を担っているとも言えるでしょう。
どんなに険しい山の中でも、モノレールを使えば安全に、効率的に、そして環境にやさしく資材を搬入することができます。
地味ながらも非常に重要な“モノレール架設業務”は、まさに縁の下の力持ち。私たちのような地質調査・ボーリング施工の現場では、なくてはならない存在なのです。
今後もこうした現場の裏側や、職人たちの技術と工夫をどんどんご紹介していきますので、ぜひ引き続きご覧ください!
次回もお楽しみに!
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