皆さんこんにちは!
宮崎県宮崎市を拠点にボーリング工事、地質調査を行っている
株式会社谷畑ボーリング工業、更新担当の富山です。
🛠️ 数メートルから100メートル超まで掘削する理由
地質調査における「調査深度」とは、
地盤の状態を把握するために、どこまで地面を掘削するかを示すものです。
一般的には数メートル程度の浅い調査から、
建物規模や用途によっては数十メートル、場合によっては100メートル以上掘削することもあります。
この深度設定は、
建物の安全性・耐久性を左右する非常に重要な判断材料となります。
建物は、最終的に地盤がすべてを支えています。
表面がしっかりして見えても、
地下に軟弱層があれば沈下や傾きが発生する恐れがあります。
そのため、
「建物の荷重がどこまで伝わるのか」
「支持層がどの深さにあるのか」
を正確に把握する必要があります。
浅すぎる調査では、
本当に重要な情報を見落としてしまう可能性があります。
調査深度は、以下の条件を総合的に判断して決定されます。
一般住宅:数メートル〜10m前後
中規模建築物:10〜30m程度
高層建築・大型構造物:50m以上
建物が大きくなるほど、
より深い地盤まで調査が必要になります。
直接基礎
杭基礎
地盤改良工法
どの基礎を採用するかによって、
必要な地盤情報の深さが変わります。
埋立地や河川沿いなどでは、
深い位置まで軟弱層が存在するケースも多く、
自然と調査深度は深くなります。
調査深度を深く取ることで、
支持層の位置
地層構成の変化
地下水位
圧密沈下の可能性
など、設計に欠かせない情報を得ることができます。
これらの情報があることで、
安全で無理のない基礎設計が可能になります。
深掘り調査では、
掘削時間の増加
孔壁の安定管理
高度な機械操作
安全管理の徹底
が必要となり、
経験と技術力がより一層求められます。
地質調査における調査深度は、
建物の安全性を左右する重要要素
数メートルから100メートル以上まで幅広い
建物規模・基礎形式・地盤条件で決まる
という特徴があります。
**「どこまで掘るか」ではなく、
「なぜそこまで掘るのか」**が、
地質調査の本質といえます。
次回もお楽しみに!
宮崎県宮崎市を拠点にボーリング工事、地質調査を行っております。
お気軽にお問い合わせください。
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