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️地層の判別 ― コア観察で見える“地中の物語”

皆さんこんにちは!

 

宮崎県宮崎市を拠点にボーリング工事、地質調査を行っている

株式会社谷畑ボーリング工業、更新担当の富山です。

 

 

 

️地層の判別 ― コア観察で見える“地中の物語”

 

 

 

地質調査の現場では、地面の下にどんな層が広がっているかを正確に見極めることが非常に重要です。


そのための基本となる作業が「地層の判別(コア観察)」。
これは、ボーリング調査で採取した土や岩の試料(コア)を観察して、
砂・粘土・礫層・岩盤などの種類や状態を見分ける作業を指します。


コアとは?

 

コアとは、地面を円筒状に掘り抜いて採取した土や岩のサンプルのこと。
まるで地球の“年輪”のように、地層の歴史を目で見ることができます。

採取されたコアは、長さ1mほどの円柱状で、
専用のトレー(コア箱)に並べて保管されます。

調査員はこのコアを目視で確認し、

  • 粒の大きさ

  • 含水量

  • 色の違い

  • 有機物や礫(小石)の混入
    などを観察して、地層の性質を判断します。


地層の種類と特徴

 

地層は主に以下のように分類されます

1️⃣ 砂層
 粒が大きく、透水性が高い。水が流れやすい層です。
 地盤としては比較的安定していますが、液状化のリスクもあります。

2️⃣ 粘土層
 水を通しにくく、軟らかい層。
 時間をかけて沈下(地盤沈下)を起こす場合もあり、建築では注意が必要。

3️⃣ 礫層(れきそう)
 小石や砂利が混ざった層。非常に強固で、支持層になることが多いです。

4️⃣ 岩盤層
 ボーリングで採取される最下層。硬くて安定しており、
 この層が現れると「支持層到達」と判断されることが多いです。


判別のポイント

 

コア観察は「見て・触って・測る」作業。
専門的な経験を積むことで、指先の感覚で土質を見極めることも可能になります。

例えば、

  • 粒がサラサラして崩れる → 砂層

  • べたついて手にくっつく → 粘土層

  • 小石が混じり手で潰せない → 礫層
    といったように、感覚的な判断力が重要です。

また、観察結果は「柱状図(ちゅうじょうず)」にまとめられ、
その土地の地盤構成を可視化する基礎データになります。


まとめ

 

地層の判別は、建設や防災、インフラ整備などあらゆる分野の“土台”を支える技術です。

目で見て、触れて、地球を知る。
それがこの仕事の醍醐味。

表面には見えない地下の世界を読み解く技術こそ、
未来のまちづくりを支える力なのです。

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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